禅居庵「初詣」2019、新春ご開帳で摩利支天像を参拝【体験レポ】
禅居庵に、初詣に行ってきました。禅居庵の摩利支尊天堂には、秘仏摩利支天像が祀られています。
摩利支尊天像は、毎年10月20日の大祭にご開帳される像です。その摩利支天が、2019年の亥年の1月1日から31日まで、新春ご開帳で見る事が出来ます。
今回は、そんな禅居庵に「初詣」と「摩利支天のご開帳」を見に行った時の体験レポートです。
禅居庵「初詣」
「新春ご開帳」【期間・時間】
2019年の亥年の禅居庵の「新春ご開帳」の期間や時間です。
開催:1月1日~31日。
時間:9時から17時。
場所:禅居庵。
京都ゑびす神社の十日戎に合わせて、1月9日と1月10日は、夜通し参拝する事が出来ます。
禅居庵へ初詣【体験レポ】
京都の亥年初詣巡りは、京都ゑびす神社からスタートしました。その後に訪れたのが、摩利支尊天堂こと禅居庵です。
京都ゑびす神社の初詣の様子は、こちらに掲載しています。
⇒ 京都ゑびす神社「十日ゑびす大祭」、初詣も兼ねて参詣【体験レポ】
禅居庵には、鎮守として摩利支尊天像が祀られています。摩利支天は、陽炎を神格化した神様です。
古代インドの女神マーリーチがルーツで、創造神プラフマーの子とも言われています。武将に人気が高かった神様で、楠木正成や前田利家も信仰していました。
実体の無い陽炎は、何者からも捕らえられず傷つける事も出来ないため、戦国の武将の間で広まったようです。
その摩利支天は、猪を眷属として従えている神様です。この事から摩利支天は、亥年の守り本尊として信仰されています。
亥年の初詣先としては、選ばない理由が見つかりません。そのような理由もあり、禅居庵を訪れました。
京都ゑびす神社から歩いて1分ほどで、摩利支尊天堂の旗が見えました。この旗の隣に、禅居庵があります。
禅居庵の西側に、到着しました。境内は、新年の飾り付けがされていました。
禅居庵の猪のお寺です。狛犬ならぬ狛猪が鎮座しています。
新年祭の飾り付けがされた境内は、いつもよりも華やかでした。
摩利支尊天堂の横にある建物です。何が祀らているか、分かりません。
しかし、お賽銭を入れて、手を合わせました。
出入口の前だけはなく、境内にも猪は鎮座しています。合計で6対の猪が置かれています。
大きい猪像の下に、小さな猪が整列しています。小猪の正体は、おみくじです。
禅居庵の境内は、それ程広くありません。その境内のあちらこちらに猪がいるので、境内はまさにいのしし祭り状態です。
手水舎にも、猪がいます。こちらの猪は口からは、ちろちろと水が出ていて可愛かったです。
手水舎で手と口を清めてから、摩利支尊天堂へと参拝しました。摩利支尊天堂内は、撮影禁止です。
そういう訳で、パンフレットで、雰囲気を伝えたいと思います。写真の真ん中に、摩利支尊天像が祀らていました。
ただ、摩利支尊天像まで遠い上に小さいので、肉眼ではほとんどその姿は分りません。
それでも、ご開帳している事に意味があると思います。
またこの日は、開かれた扉の尊天から五色の綱が張らていました。その綱を持って、しっかりと手を合わせて、祈願しました。
摩利支天は、開運と勝利にご利益がある神様です。このご利益も、戦国武将に人気がある理由の1つだと思います。
今回祈願した事のより、運が開けると良いのですが、現在の所は特に変化はありません。
そして、帰って調べてみると、摩利支尊天堂の周りを歩いて祈願すると、願い事が叶うと知りました。次回訪れた時は、摩利支尊天堂の周りを歩いてみようと思います。
摩利支尊天像に祈願した後、境内をさらに散策します。その時に、発見した像です。
イノシシ以外の像もあるんだなと、少しだけ驚きました。このお地蔵様にも、手を合わせました。
お地蔵様には挨拶をしただけで、特に願い事はしてません。
摩利支尊天堂のカラフルなのぼり旗です。のぼり旗に見送られている感じがして、嬉しい気持ちになりました。
そして、禅居庵の南の山門から出ました。こちらから入るのが、正式な参拝方法だと思います。
この後、建仁寺へと移動しました。
禅居庵はいのしし寺ですが、京都には、いのしし神社も存在しています。京都御苑の西側に建つ護王神社です。
その護王神社には、元旦に初詣に行ってきました。
護王神社の元旦初詣の様子はこちらです。
⇒ 護王神社へ初詣、元日の深夜に参拝!
禅居庵へのアクセス
禅居庵へのアクセス方法。
最寄駅から徒歩8分。
最寄駅:京阪電車「祇園四条駅」。