御香宮神社「七種神事」2019、七草粥の接待!

2019年1月6日

御香宮神社では、毎年1月7日に七種神事が行われます。春の七草を神前に供えて、無病息災を祈願する行事です。

七種神事の起源は、中国です。中国で行われていた風習が、海を渡り日本へと入ってきました。

今回は、そんな御香宮神社の七種神事を、紹介します。

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御香宮神社「七種神事」

「七種神事」【日にち・時間】

御香宮神社の「七種神事」の日にちや時間です。

開催:1月7日。
時間:9時。
料金:300円(七草粥)。
場所:御香宮神社。

七種神事は、本殿にて朝の6時から行われています。七草粥の接待は、9時から開始です。

「七種神事」の見どころ

御香宮神社で行われる七種神事の見どころは、1つです。

1.七草粥の接待。

七種神事で無病息災を祈願した後に行われる七草粥の接待が、最大の見どころだと思います。

七草粥なので、「春の七草」が使われています。「春の七草」とは、芹、薺、御形、繁縷、仏の座、菘、蘿蔔の事です。

「春の七草」を集めて、家で七草粥を作る機会はそれ程多くはありません。その点、七種神事では、御香宮神社へ訪れるだけで、「春の七草」を使った七草粥を食べる事が出来ます。

しかも、御香宮神社の七草粥は、御香水で作られているのが特徴です。御香水は、「伏見七大名水」の1つであり、「名水百選」にも選出された御香宮神社が誇る名水です。

平安時代に、御香宮神社の境内から香りの良い水が湧き出しました。その水を飲むと、病が治ったと伝わっています。

その水こそが、御香水です。そんな御香水を使って、七草粥が作られています。

お正月で活発に働いた胃を休める意味も込めて、御香宮神社で七草粥をぜひ食べてみて下さいね。

ちなみに、御香水は、誰でも自由にペットボトルなどに入れて、持ち帰る事が出来ます。私も持ち帰った事があります。

コーヒーや紅茶を、御香水で作りました。インスタントだったのですが、少し美味しさが増した気がします。

気のせいだと言われると、そうなのかもしれません。しかし、いつもよりも美味しく感じたのは確かです。

御香水でお粥を作った事はないのですが、機会があれば作ってみたいと思います。七草粥になるかは、時期とその時の気分次第です。

御香宮神社について

御香宮神社の概要

御香宮神社は、京都市伏見区にあります。神功皇后を主祭神として祀っている神社です。

境内に病気に効く香水が湧き出た事から、清和天皇に「御香宮」と賜ったのが、神社名の由来になります。

一時、応仁の乱の後に荒廃しました。しかし豊臣秀吉が社領を与えて、伏見状の守神とした事により再興します。

10月に、伏見随一と言われる神幸祭(伏見祭)の神社としても有名です。

御香宮神社の拝観料金と拝観時間

御香宮神社は、基本拝観料金が必要ありません。
ただし、石庭は有料です。

石庭:200円。

拝観時間は、9時から16時。

御香宮神社へのアクセス

御香宮神社へのアクセス方法。

最寄駅から徒歩5分。

最寄駅:京阪「伏見桃山駅」近鉄「桃山御陵駅」。

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