新日吉神宮「猿」、全て紹介【体験レポ】

新日吉神宮は、狛猿が鎮座している事でも知られている神社です。しかし、境内の猿は、狛猿だけではありません。

新日吉神宮へ参詣した方なら分ると思いますが、「あれ、こんな所にも猿がいる」と境内の意外な場所でも発見出来ます。

私は、猿を発見した時は、少しだけテンションが上がりました。

今回は、そんな新日吉神宮の猿を、現地に訪れて撮影した写真とともに紹介します。ちなみにですが、新日吉神宮の読み方は「いまひえじんぐう」です。

スポンサーリンク

新日吉神宮「猿」

新日吉神宮「猿」の一覧

新日吉神宮の境内にいる猿の一覧です。

新日吉神宮の猿の一覧。
1.狛猿。
2.本殿前の真猿。
3.蟇股の真猿。
4.授与所の御神猿御守。

他にもいるかもしれませんが、私が発見した新日吉神宮の猿は、大きく分けて4か所にいました。それでは、順番に紹介したいと思います。

新日吉神宮へ参詣

新日吉神宮を、訪れました。新日吉神宮へ参詣したのには、理由があります。

境内の狛猿を撮影するためです。新日吉神宮の狛猿は撮影した事があるのですが、その写真がどこかへと消えてしまいました。

そこで、久しぶりに新日吉神宮へ参拝して、狛猿に会う事にしました。


新日吉神宮の楼門です。この先に、本殿があります。


楼門をくぐって、舞殿の先にある階段です。階段の上に見える建物が、新日吉神宮の本殿です。

そして、階段の上の左右に、狛猿が鎮座してます。

狛猿

階段を上って、久しぶりに新日吉神宮の狛猿と対面しました。


まずは、阿形の猿との再会です。


手には、美鈴と扇らしきものを持っています。


そして、吽形の猿です。こちらは、御幣を持っています。

御幣を捧げる事により、悪気を祓って、災厄を退けているそうです。そうする事により、人々に幸福のご利益を授けています。

金網に入っているのは、夜になると動き出して、いたずらをするからです。京都御所や赤山禅院の猿も、いらずら防止のため金網に入れられています。

狛猿との再会を果たした後、本殿の前で手を合わせて祈願しました。

本殿前の真猿

本殿へ祈願した時に、あるものが目に入ります。


大黒様と真猿です。大黒様は、「大国主尊」「大己貴命」とも呼ばれる神様です。

新日吉神宮に祀られている神様の、一柱となっています。縁結びのご利益があります。


真猿は、新日吉大神の神使です。真猿=魔去る=勝るとも言われ、災厄を退け、幸福を授ける猿として信仰を集めています。

また、猿=えん=円=縁につながるとして、大黒様と同じく縁結びのご利益もあるそうです。こちらの真猿も、金網に入られていました。

良い縁に恵まれるように、大黒様と真猿に祈願した後、本殿に向かって右側(南側)に移動しました。

蟇股の真猿

そこで、あるものを発見します。


板の上に置かれた双眼鏡です。なぜこのような所に、双眼鏡が置かれているのでしょうか。

それは、双眼鏡の前に貼られている説明文で判明しました。ここから、双眼鏡を使って蟇股の真猿を見るためです。

説明文には、蟇股の真猿の場所を示す写真も、掲載されていました。そこで双眼鏡を使って、その場所を見てみました。

結果……何も見えない。双眼鏡の使い方が悪いのか、何度覗いても中は真っ暗で、何も見えません。

数回チャレンジした後、双眼鏡で見るのを諦めました。肉眼で見る事は出来ないので、とりあえず蟇股へ向かって写真を撮りました。


蟇股の真猿の位置は、赤い矢印の先です。


撮った写真をアップにしてみました。見難いですが、猿らしきものが写っています。


蟇股の真猿を見やすくしたのが、こちらの写真になります。新日吉神宮のリーフレットに掲載されていたものです。

美鈴と扇(御幣?)を手に持っている姿は、阿形の狛猿と一緒ですね。

授与所の御神猿御守

蟇股の真猿を見た後に、境内をさらに散策します。そして、授与所(社務所)に立ち寄りました。


授与所では、「つげ申」や「まさる守」「まさるみくじ」など、猿関連のものが多く販売されていました。


その中でも、1番気になったのがこちらです。「御神猿御守」になります。

値段は、800円です。手には悪気を祓う御幣を持っています。

何が気になったかと言えば、可愛さです。この真猿、めちゃくちゃ可愛くないですか。

狛猿も本殿前や蟇股の真猿は、神使らしく若干の怖さを感じます。しかし、こちらは怖さは微塵もなく、愛嬌があります。

御神猿御守を見た時に、心が癒されました。

新日吉神宮の猿のまとめ

新日吉神宮には、狛猿以外にも猿がいる事が分かって頂けたでしょうか。蟇股の真猿は、私にとっては意外な場所の猿でした。

ご神猿守りは可愛かったので、参拝後にでも授与所によって、癒されて下さい。

新日吉神宮へのアクセス

新日吉神宮へのアクセス方法。

最寄駅から徒歩20分。

最寄駅:京阪電車「七条駅」。

スポンサーリンク

京都の狛犬, 京都の神社

Posted by 観光のコツ