護王神社「猪」境内の像を全て紹介【現地レポ】

2019年1月16日

護王神社は、京都の「いのしし神社」です。境内には、狛猪や猪のブロンズ像、石像、木像と様々な「イノシシ」が鎮座しています。

その護王神社の「猪」達を、実際に護王神社へ参詣して、全て撮影してきました。今回は、その時に撮影した写真とともに、護王神社の境内に鎮座する全ての猪の像を紹介します。

公式HPにも掲載されていないものも掲載しているので、護王神社へ訪れた時の、何かの役立てば幸いです。

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護王神社の猪の像

護王神社「いのしし」の一覧

護王神社の境内で見る事が出来る「いのしし」の一覧です。

1.鳥居前の狛猪。
2.表門の猪の案内板。
3.表門の陶器の猪。
4.手水舎の幸運の霊猪。
5.拝殿前の霊猪像。
6.本殿の前の霊猪。
7.座立亥串の願かけ猪。
8.祈願殿前の飛翔親子猪。
9.おみくじ横のなで猪。
10.社務所の猪コレクション。
11.本物の猪

大雑把になりますが、護王神社の境内の猪が鎮座している場所です。11番の本物の猪は、お正月などの期間限定なので、番号は書いていません。

境内に本物の「いのしし」が訪れる時は、4番の位置あたりのテントの中にいます。名前は、白いイノシシが「かりん」、黒いイノシシが「もも」です。

それでは、順番に紹介したいと思います。

狛猪


鳥居の前に鎮座する狛猪です。こちらが阿形になります。


そして、吽形です。護王神社を訪れた時に、出迎えてくれます。

鳥居の前に鎮座しているので、まず見逃す事はありません。

猪の案内板


いのししコレクション展示中の案内板です。護王神社の絵馬やのぼり旗にも、この可愛らしいイノシシのデザインが使われています。

陶器の猪


表門のすぐ近くに置かれている陶器の猪です。

幸運の霊猪


手水舎の幸運の霊猪です。ブロンズで出来ている珍しい像になります。


この像の鼻の部分に注目して下さい。色が剥げているのが分かりますか。

なぜ鼻の部分だけ、剥げてしまったのでしょうか、それは、参拝者が鼻を撫でてご利益を得ているためです。

この像の「鼻をなでると幸せが訪れる」と伝わっており、参拝者の多くが鼻を撫でて幸せを祈願しています。

霊猪像


拝殿の前に鎮座している狛イノシシ「霊猪像」です。雄雌一体の狛イノシシとなっています。


明治23年に建てられた狛イノシシです。阿形が雄、吽形が雌です。

手水舎の霊猪


中門(本殿)前には、護王神社のもう1つ手水舎が作られています。そこにも、霊猪が鎮座しています。


こちらの霊猪は、石像です。口からちろちろと水が出ていました。

表門の手水舎の像は、ブロンズ像で前足で立っています。こちらの手水舎の像は、石像で後ろ足で立っているのが特徴です。

石像の鼻を撫でると幸せのご利益が得られるかは、不明です。

願かけ猪


本殿の前には、招魂樹が立っており、その根元には、座立亥串が刺されています。

座立亥串は、願かけ串です。串に挟まれているのは、自分の名と願い事が書いた紙札になります。

その串を猪の像の前に刺して祈願します。串を「願かけ猪」の前に刺して立てるのが、この祈願のポイントです。


そのため、座立亥串の近くに願かけ猪が鎮座しています。護王神社独特の祈願方法で、他にはありません。

飛翔親子猪


招魂樹の隣、祈願殿の前にある「飛翔親子猪」と「昇り神猪と降り神猪」です。チェンソー彫刻家の城所ケイジ氏によるチェンソーアートになります。


「飛翔親子猪」は、境内のあった桂の古木の根株を利用して、制作されてました。テーマは、「生命のよみがえり」です。


「昇り神猪」です。力強く大地から跳ね上がるイメージの作品となっています。


「降り神猪」です。天から駆け降りて来るイメージで制作されています。

「昇り神猪と降り神猪」は、北山杉を利用して作られました。

なで猪


おみくじの自動販売機の横には、なで猪がちょこんと座っています。


小さく可愛らしい「なで猪」です。発見した時は、ぜひ一撫でして下さい。

猪コレクション


社務所の「いのししコレクション」です。全国から奉納された「いのししグッツ」が、ガラスケースの中に納められています。

土鈴・置物・色紙・絵馬・本物の猪の剥製など、国内外問わず、様々な「いのししグッツ」が陳列されている場所です。


猪コレクションを堪能したら、一歩引いて、社務所全体を見渡して下さい。そこにも、様々な猪が存在しています。


藁?で作られた猪です。


イノシシがデザインされた壁掛けもありました。


横の壁と天井には、猪の絵が飾られています。社務所全体がイノシシワールドなので、じっくりと観賞して楽しんで下さいね。

白いイノシシ


幸運の白いイノシシ「かりん」です。


そして銘なき黒いイノシシ「もも」です。

お正月などの期間限定で、護王神社に訪れます。護王神社の猪の中で、出会ったらラッキーのレア度が高い猪です。

亥年の初詣については、こちらに書いています。
⇒ 京都「初詣」亥年のいのしし神社とお寺はココ!

絵馬とスタンプ


護王神社の絵馬です。デフォルメされた可愛らしい「いのしし」が描かれています。


社務所では、護王神社のスタンプを押す事が出来ます。スタンプのデザインは、もちろん猪です。

護王神社の猪のまとめ

護王神社の猪を紹介しました。護王神社の猪の像は、これで全て紹介が出来たのではないでしょうか。

護王神社の訪れた時は、ぜひ猪の像を探して下さい。発見すると、幸福のご利益を運んでくれるかもしれません。

護王神社の猪以外の見どころについては、こちらに書いています。
⇒ 護王神社「見どころ」境内で魅力を発見!

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京都の狛犬, 京都の神社

Posted by 観光のコツ