東寺「桜」2019、見ごろや混雑状況【徹底ガイド】
春の観光先で迷った時に、東寺へ行く事がよくあります。綺麗に咲く桜の花を、眺める事が出来るからです。
東寺では、「不二桜」や「染井吉野」「しだれ桜」「河津桜」などが咲き誇ります。五重塔を彩るように咲く桜は、まさに京都の春の光景です。
また、この時期に桜のライトアップも行われます。東寺の桜のライトアップは、人気が高いため、混雑して並ぶ事でも知られています。
そんな東寺の桜の「いつ頃が見頃なのか?」「東寺の桜を見てみたい!」
東寺の桜について気になる疑問を、写真とともに解決したいと思います。
東寺の桜【徹底ガイド】
東寺「桜」、見頃と混雑状況
まずは、東寺の桜の見頃の時期を紹介します。
見ごろ:4月上旬。
咲き始め:3月下旬。
東寺に咲く桜は、京都の桜の中でも、遅くも早くもありません。4月上旬頃に、見ごろを迎えます。
それでは、混雑状況はどうなのでしょうか。
土曜・日曜・休日の昼間は、多くの人が訪れますが、大混雑はしません。むしろ、ライトアップの時の方が混雑します。
夜間の桜ライトアップを見に行く方は、混雑すると思って訪れると、混雑によるストレスが軽減されると思います。
春の東寺のポイント
東寺の桜のポイントや豆知識です。
1.不二桜。
2.講堂の染井吉野。
3.金堂の染井吉野。
4.五重塔のしだれ桜。
5.御影堂の河津桜。
東寺の桜の始まりは、御影堂の前に咲く河津桜からです。3月中旬には、見ごろを迎えます。
その後、境内の不二桜や染井吉野、しだら桜などが満開になります。
東寺の河津桜の様子
春の東寺ですが、先ほども書いた通り、河津桜の開花から始まります。
御影堂の河津桜です。鐘楼の横で、春の訪れを告げるように咲きます。
河津桜が見ごろの時期ですが、この時は混雑しません。何回か撮影に訪れた事があるのですが、私一人の事が多かったです。
人がいたとしても、2、3人ぐらいでした。河津桜の季節は、混雑を心配する必要はありません。
東寺の不二桜の様子
河津桜の見ごろが過ぎる頃に、不二桜や染井吉野が咲き始めます。
東寺の五重塔を背景にして咲く不二桜です。不二桜は、瓢箪池がある回遊式庭園の一角に植えられている八重枝垂れ桜です。
高さ13m、枝張り10mもある東寺の桜を代表する存在となっています。弘法大師「不二の教え」から「不二桜」と命名されました。
東寺の不二桜は、もとは岩手県の旧家で育てられていた桜だそうです。その桜が、弘法大師入唐求法の旅の帰依1,200年記念に、寄贈されました。
平成18年(2006)の事なので、東寺の歴史から考えたら、つい最近生まれた赤ちゃんのようなものです。それなのに、東寺の桜の代名詞になるとは、凄いですよね。
美しい桜なので、実際に東寺へ訪れて、ぜひ見てみて欲しいです。
東寺の染井吉野です。写真を撮る場合は、五重塔を入れて撮影すると、東寺らしさが出ておススメです。
東寺の桜ライトアップの様子
春の東寺では、桜のライトアップが行われます。
昼間とは違った幻想的な桜の様子を眺める事が出来るとあって、人気を集めています。人気がある分、混雑しますので、ご注意下さい。
偶にですが、昼間と夜間、どちらの東寺がおススメか聞かれる事があります。
個人的には、初めて行く場合は、昼間の桜を見るのが良いと思っています。
夜にライトアップされた桜や建物は、とても幻想的で見応えがあります。ただ、演出された美しさなので、まずは昼間にありのままの美しさを見てみてはいかがでしょうかとおすすめしています。
もちろん昼間と夜間の2回、東寺の桜を見るのがベストです。機会があるのなら、ぜひ昼と夜に訪れてみて下さい。
東寺について
東寺の概要
京都市南区にある東寺は、東寺真言宗の総本山です。平安京造営の2年の後に、創建されました。
金堂・御影堂・五重塔は、国宝に指定されています。また、弘法大師像や不動明王坐像も、国宝です。
桜や紅葉が美しい場所としても、知られています。
東寺へのアクセス
東寺へのアクセス方法です。
最寄駅から徒歩15分。
最寄駅:「京都駅」。