養源院「紅葉」2020、参道を彩る散紅葉と山茶花♪
晩秋の養源院を訪れた時、見頃の紅葉と参道の端を彩る散紅葉を観賞しました。また、同じく参道の端に、山茶花も咲いていました。
養源院は、拝観料金が必要なお寺です。しかし、参道までは拝観料金が必要ありません。
今回は養源院の本堂の中には入らずに、参道の紅葉と山茶花のみを楽しみました。
養源院の紅葉と山茶花
養源院の紅葉の見ごろ
まずは、養源院の紅葉の見頃を紹介します。
例年の見頃の時期は、11月中頃から12月上旬です。
色づき始めは、11月中旬になります。
養源院の紅葉は、参道で楽しめます。色づき始めや見頃時期は、京都の紅葉の中でも、普通です。
早くもなく遅くもありません。ただ散紅葉(敷紅葉)も見る事が出来るので、12月に入ってからも楽しめます。
混雑状況ですが、平日・休日問わず混雑しません。なぜなら、紅葉の名所ではないからです。
また、紅葉を見る事が出来る範囲も狭いので、紅葉を目当てに訪れる人はほとんどいません。養源院の見どころでもある血天井や「唐獅子・白象・浪に麒麟図」杉戸絵を目当てに訪れる人が、ほとんどです。
参道の紅葉は綺麗なのですが、個人的にはメインではなくおまけ程度だと思っています。
養源院の紅葉【体験レポ】
三十三間堂から智積院へと移動している時に、養源院の前を通りました。
その時、山門から見える紅葉が綺麗だったので、参道を歩きながら眺める事にしました。
養源院の参道の紅葉です。左の木が美しく紅葉していました。
逆に右の木々は、既に葉が散っています。しかし、地面に綺麗に紅葉が敷き詰められていました。
参道の両端の地面が、緑と赤にきっちりと分かれている光景は、見ていて気持ちが良かったです。
紅葉している木まで歩いて、振り返りました。こちらからの光景も、少し雰囲気が変わって見応えがありました。
紅葉も綺麗だったのですが、散紅葉も綺麗でした。
隙間なく敷き詰められたモミジの葉です。
参道を進んで、本堂(客殿)の前まで来まいた。ここでも、紅葉を見る事が出来ます。
角度を変えて、撮影しました。見ごろを迎えた紅葉は、とても綺麗です。
立ち寄るつもりはなかった養源院ですが、山門から見た紅葉につられて入って良かったです。紅葉の名所でもなく、規模をとても小さいですが、それでも満足しました。
養源院の紅葉と山茶花【体験レポ】
秋の養源院の参道では、紅葉以外に楽しめるものがあります。
それが、山茶花です。写真を見てもらえれば分かる通り、結構散っています。
それでも、頑張って花を咲かせている山茶花もありました。
参道の北側にも、山茶花に木がありました。こちらも散っている花が多かったです。
しかし、先ほどの同じく咲いている山茶花もあります。私が訪れたのは、12月中頃です。
もう少し早い時期に訪れたら、もっと綺麗な山茶花を見る事が出来たと思います。来年は、見ごろの紅葉と見頃の山茶花を見るために、もう少し早めに養源院へ訪れたいと思います。
養源院について
養源院の概要
養源院は、京都市東山区にあるお寺です。淀殿が浅井長政追善のため創建しました。
焼失しましたが、崇源院が再建します。再建の時に利用されたのが、伏見城の遺構です。
この時に、伏見城落城の際についた血の板を、供養のため天井に使用します。これの世に言う「血天井」です。
養源院へのアクセスと駐車場
養源院へのアクセス方法です。
最寄駅から徒歩10分。
最寄駅:京阪電車「七条駅」。