五山送り火、雨天の場合は決行?中止?延期はあるのか。【徹底ガイド】
令和元年(2019)の京都の五山送り火について、次のような情報が流れました。
「台風接近のため、五山送り火は中止になる。」
結論から言えば、この情報は誤情報、誤解だったという事が分かります。
しかし、ここで気になるのが、実際に8月16日に雨だった場合です。
五山送り火の日に雨だった場合は、「雨天中止なの?」「あるいは延期して後日決行なの?」
このような疑問を持っている方が、いらっしゃるかと思います。京都の五山送り火は、雨天の場合はどうなるのか?
今回は、この疑問について答えたいと思います。
五山送り火、雨天の場合【徹底ガイド】
五山送り火、雨天時でも行われるのか。
京都の五山送り火は、雨天時でも決行されるのでしょうか?答えは次の通りです。
京都の五山送り火は、基本雨天決行!
京都の五山送り火は、雨が降った場合でも行われます。ただし、山に登れない程の台風が訪れた場合は、さすがに中止せざるを得ないとは思います。
しかし、かつて豪雨の中でも、五山送り火を決行した事を考えると、中止になるまでのハードルはとても高いです。多少の雨だった場合は、問題なく行われると思います。
また、五山送り火は、見学者などを楽しませるイベントではありません。お盆に迎えた先祖の霊を送る伝統行事です。
そのため、延期して後日結構という事もないのではないでしょうか。
五山送り火、雨天の場合の注意点!
雨天だった場合、次の様な事に注意して下さい。
1.護摩木の受付の中止!
2.視界が悪くなり、送り火が見え難い!
台風接近や雨だった場合、火床にくべる護摩木の受付が中止になる場合があります。五山送り火の時に、護摩木を奉納したい方は、ご注意下さい。
また、雨だった場合、視界が悪くなり、送り火が見え難くなる可能性があります。雨の中、五山の送り火を見に行こうと思っている方は、見えない事も念頭に置いて訪れると、がっかり感が軽減されるのではないでしょうか。
雨天中止か気になる時の対処法
京都の五山送り火が、雨天中止か気になる場合は、インターネット上の噂を信じずに、問い合わせるのがベストな方法だと思います。
京都五山送り火連合会事務局(京都市文化財保護課)があるので、そこに前日に問い合わせてみて下さい。