妙音弁財天「蛇」初詣の時に発見【体験レポ】
出町妙音堂こと青龍妙音弁財天へ、元旦に初詣に行ってきました。その時に、境内に蛇を発見しました。
蛇と言っても、本物の蛇ではありません。絵や瓦、木彫りの蛇です。
弁財天は、音楽や財富、智恵などにご利益がある神様です。また、蛇を眷属にしている神様としても知られています。
そのため、弁財天を祀る社には、蛇関連のものが奉納されている事が多いです。妙音弁財天も、蛇の絵などが奉納されていました。
今回は、妙音弁財天へ初詣に行った時に、蛇に出会った話です。
妙音弁財天「蛇」
妙音弁財天
1月1日の夜、京都で初詣巡りを行いました。その時に訪れた神社の1つが、青龍妙音弁財天です。
深夜の妙音弁財天には、薄っすらと明かりが灯っていました。
石碑には、妙音弁財天と刻まれています。妙音とは、非常に美しい音声や美しい音楽の事です。
弁財天は、財富や智恵を司る神様です。また、音楽や学芸上達にご利益があるとも言われています。
中へ入って、本殿へお参りします。
妙音弁財天のご本尊は、妙音弁財天画像です。弘法大師筆と伝わっています。
妙音弁財天画像は、崇光天皇から伏見宮家の栄仁親王へ伝えられました。そして、伏見殿内に建立されます。
その後、宮家の移転により、河原町今出川下る東側に遷座します。さらに、明治になると、東京の宮邸へ移される事になりました。
現在の場所に鎮座したのは、昭和34年の事です。
順序は逆になってしまいましたが、本殿へ参拝後、手水舎で手を洗います。龍の口からチロチロと水が流れていました。
この後、本殿(六角堂?)を、一周する事にしました。その時に出会ったのが、蛇です。
本殿の飾られている蛇の絵です。白蛇だけではなく、青蛇もいました。
蛇以上に印象に残り、インパクトがあったのが、この謎の絵です。元気玉を集めているようなポーズをとった人物が、何かの動物の上に座っています。
見れば見る程、シュールな絵ですね。シュールな絵をじっくりと眺めた後、蛇探しを再開しました。
本堂周りで、様々な蛇に出会いました。
木彫りの蛇もいます。
もちろん、白蛇もしました。
さらには、瓦の蛇も奉納されています。白衣弁財天へ訪れた時も、社には様々な蛇が奉納されていました。
白衣弁財天の蛇は、こちらに掲載しています。
⇒ 白衣弁財天「白蛇」参拝して金運のご利益を得る【養源院】
弁財天と蛇は、切っても切れない関係なのですね。
ただ、六波羅蜜寺の銭洗弁財天では、蛇を見た記憶がありません。
六波羅蜜寺の銭洗弁財天も、探せば蛇を発見できるのかもしれませんね。今度訪れた時に、しっかりと見てみる事にします。
妙音弁財天を参拝した時に、本堂の周りも歩いてみて下さい。弁財天の眷属の蛇を、たくさん見る事ができますよ。
また、あのシュールな絵も、実際に見る事が出来ますよ。
妙音弁財天へのアクセス
妙音弁財天へのアクセス方法。
最寄駅から徒歩10分。
最寄駅:京阪電車「出町柳駅」。