八坂神社「をけら詣り」2019~2020【値段・注意点】

2019年1月5日

八坂神社の大晦日の風物詩と言えば、「をけら詣り」です。「をけら詣り」とは、大晦日から元旦に行われる無病息災・厄除けのお参りの事です。

大晦日や元旦に、八坂神社へ訪れた事がある方なら、火が点いた縄を持った人を見た事があるのではないでしょうか。

あの縄が「をけら詣り」のアイテムである「吉兆縄」です。

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八坂神社「をけら詣り」

「をけら詣り」【値段・時間】

八坂神社の「をけら詣り」の期間や時間です。

期間:12月31日から元旦。
時間:19時30分開始。
値段:700円。
場所:八坂神社

12月31日から元旦にかけて行われます。1月1日の早朝5時には終了しているので、ご注意下さい。

「をけら詣り」の見どころ

八坂神社では、12月31から1月1日の早朝にかけて「をけら詣り」が行われます。年末年始の無病息災・厄除けのお参りです。

をけら詣りでは、八坂神社の境内にある「をけら灯籠」から「吉兆縄」に火を移して、持って帰ります。火を持ち帰る時、縄の火が消えないようにくるくる回すのが特徴です。

持ち帰った火は、火種として用います。そして燃え残った火縄は、火伏せの御守として台所に祀ります。

注意点は、火を扱うので、公共交通機関を利用できない事です。また、除夜の鐘の前に、火縄を手に入れると、お寺にも入る事が出来ません。

もちろん、初詣先の神社も八坂神社以外でも難しく、さらにコンビニなどのお店なども入る事が出来ません。なぜなら、火縄は火気だからです。

火の部分を消して入るか、全ての用事を終われせてから頂くか、あるは火縄を拝受したらすぐに帰宅するか。様々な選択肢に迫られます。

火を持ち帰る事が「をけら詣り」の特徴なので、八坂神社に徒歩で行く事が出来る方限定の行事だと言えます。ただし、大晦日の八坂神社に訪れると、「吉兆縄」を持った人はいます。

その様子を見るだけでも、「をけら詣り」の雰囲気を味わえるのではないでしょうか。

八坂神社について

八坂神社の概要

八坂神社の始まりは、斉明天皇2年(656)になります。この年に、素戔嗚尊を祀ったのが起源です。

祇園精舎の守護神は、牛頭天王です。素戔嗚尊は、その牛頭天王と一体視されていました。

長らく祇園社と呼ばれていました。しかし、慶応4年(1868)に八坂神社と改称します。

祇園祭の神社としても有名です。また、大晦日にをけら詣りも行われます。

八坂神社の拝観料金と拝観時間

八坂神社は、拝観料金は必要ありません。

拝観時間も、24時間開放となっています。

八坂神社へのアクセス

八坂神社へのアクセス方法。

最寄駅から徒歩10分。

最寄駅:京阪電車「祇園四条駅」

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