相国寺「除夜の鐘」2019、洪音楼と天響楼【徹底解説】
相国寺では、大晦日の夜に、洪音楼の中で除夜の鐘をつく事ができます。先着順ですが、整理券も必要がなく、訪れるだけで必ず鐘が撞けるのが特徴です。
「大晦日の夜に、本当に除夜の鐘がつけるの?」「開始の時間は何時から?」
このような疑問に、お答えしたいと思います。また、相国寺の境内にある「洪音楼」と「天響楼」、2つの鐘楼についても解説しています。
相国寺で除夜の鐘を撞きたい方の、少しでも役に立てば嬉しいです。
相国寺「徹底解説」【徹底ガイド】
相国寺「除夜の鐘」参加の手順
相国寺の除夜の鐘を撞くための参加方法です。1.2の手順で、参加する事が出来ます。
1.大晦日の夜に相国寺へ訪れる。
2.順番に並んで、洪音楼の中で鐘を撞く。
参加方法は、とても単純で簡単です。大晦日の夜に相国寺の鐘楼の前まで行って、並ぶだけです。
整理券も必要なければ、回数制限・人数制限もありません。
「鐘を撞く事が出来なかったらどうしよう」という心配を全くする必要がないので、気楽な気分で訪れる事が出来ます。
相国寺「除夜の鐘」の開始時間
相国寺「除夜の鐘」の開始時間などの、基本的な情報です。
・開始時間:23時30分。
・場所:洪音楼。
・人数制限:無し。
・回数制限:無し。
・整理券:無し。
・除夜の鐘のオススメ度(最高5つ★)。
評価:★★★★★。
相国寺「除夜の鐘」が撞きたい方は、開始の少し前に訪れて下さい。もちろん直前に訪れても、大丈夫です。
ただし、鐘を撞くのは先着順なので、遅いとその分だけ並ぶ時間が長くなります。気にしない方は、のんびりと相国寺へ向かって下さい。
相国寺の「除夜の鐘」が撞く事が出来る場所は、「洪音楼」の方です。境内にあるもう1つの鐘「天響楼」ではありません。
間違う事はないとは思いますが、念のためご注意下さい。
相国寺「除夜の鐘」のオススメの理由
相国寺「除夜の鐘」のオススメ度は、星の数は5つです。
オススメの理由は、以下の通りとなっています。
1.参拝するだけで、誰でも撞ける。
2.洪音楼の中に入る事が出来る。
3.アクセスも良好の位置にある。
人数制限なし、回数制限なしは、訪れる方としては大変安心できます。大晦日の夜に、せっかく訪れたのに鐘が撞けなかったとなると、新年を目の前にして暗い気持ちになります。
その点、相国寺では、このような心配は必要ありません。ぷらっと訪れて撞く事も可能です。
また、洪音楼で撞く事が出来るのもポイントが高いです。洪音楼の中は、通常は一般参拝者が入る事が出来ない場所です。
そんな通常非公開の場所に入れるという貴重な体験が、相国寺の大晦日の夜に出来る訳です。なお洪音楼については、後ほど説明しています。
相国寺の場所も、地下鉄「今出川駅」京阪電車「出町柳駅」から徒歩圏内です。どちらも大晦日の夜は、終日運行しているので、移動手段の確保も問題ありません。
相国寺「除夜の鐘」のまとめ
京都の除夜の鐘ならどこでもいい、とにかく確実に除夜の鐘をつきたい。そんな方に、相国寺はオススメです。
注意点があるとすれば、京都の冬の夜は寒いので、防寒対策をきっちりとして出かけて下さい。簡易カイロは、あれば便利ですよ。
京都の除夜の鐘で、確実に撞けるお寺の一覧です。
⇒ 京都で確実に「除夜の鐘がつける」お寺11選!
相国寺の「洪音楼」と「天響楼」
相国寺の「洪音楼」
(イメージイラスト)
相国寺の鐘楼「洪音楼」は、開山塔の南側にあります。読み方は、「こうおんろう」です。
天保14年(1843)に再建されたもので、袴腰付鐘楼とも呼ばれています。楼上に梵鐘を吊るしている日本では珍しいものです。
「洪音楼」は、京都の時代劇のロケとしても、度々使われます。必殺シリーズや銭形平次など、多くの時代劇がこの場所でロケをしました。
一般の参拝者は、普段は「洪音楼」の中に入る事は出来ません。しかし、除夜の鐘を撞く時は、建物内に入る事が出来ます。
「洪音楼」の中で靴を脱ぎ、階段を上がって、鐘を撞くという、貴重な体験が出来ます。
「洪音楼」の場所です。赤いポイントの位置にあります。
相国寺の「天響楼」
(イメージイラスト)
相国寺の鐘楼「天響楼」は、法堂の西側にあります。読み方は、「てんきょうろう」です。
平成23年(2011)に、中国大相国寺の釋心廣住職によって、梵鐘が寄進されます。その梵鐘を取り付けた鐘楼が、「天響楼」です。
日中両相国寺の未来永劫にわたる友好の証として、現在に至っています。
相国寺の除夜の鐘では、こちらの鐘はつきません。
「天響楼」の場所です。赤いポイントの位置にあります。
相国寺へのアクセス方法
相国寺への行き方です。
地下鉄「今出川駅」で下車。
徒歩8分で到着。
京阪電鉄「出町柳駅」下車、徒歩15分。
市バス「同志社前」で下車、徒歩8分。